滋賀県守山市の幼稚園で実証実験を開始

官民連携プロジェクトとして「スマイラル」が子どもたちの笑顔を社会貢献につなげる

滋賀県守山市で、幼稚園を舞台に子どもたちの笑顔を寄付につなげる実証実験が進められています。

この取り組みは、官民連携による地域活性化プロジェクトの一環として実施されており、AI笑顔検知技術を活用した社会貢献プログラム「Smiral（スマイラル）」が導入されています。

プロジェクトを推進するのは、笑顔を寄付に変える仕組みを提供するOne Smile Tech。

スマートフォンやタブレットのカメラを通じて笑顔を検知し、検出された笑顔1回につき1円を寄付に変換します。今回の実証では、園児たちの日常の笑顔がそのまま地域支援につながる仕組みを検証しています。

守山市内の幼稚園では、教職員や保護者、PTAなども協力し、子どもたちが楽しみながら社会貢献の意義を学ぶ場としても活用。

園内では、笑顔が広がるたびにカウントされる画面を見ながら、子どもたちが自ら笑顔を作り出す姿も見られました。

本取り組みは、地域社会全体で「笑顔の循環」を生み出すことを目的としており、今後は他の教育機関や自治体への展開も予定されています。

One Smile Techでは、教育現場や地域福祉分野における笑顔データ活用の可能性を引き続き探求し、「誰もが楽しく社会貢献できる仕組み」の拡大を目指していきます。

https://www.asahi.com/articles/AST264583T26PTJB00FM.html?fbclid=IwY2xjawNOygtleHRuA2FlbQIxMABicmlkETF3N2pFdDFlekdWTUROVExHAR76kgnLpaK1VhajRFA2Y92F4q6D2ldMM4hvVinDZdZ9i3nfgMCRdpgdO0sWuw_aem__NJfkoXUvCOF1n0bsyy8CA